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2月, 2019の投稿を表示しています

NTLive語る会vol. 1に参加してきたよ

NTLive語る会vol. 1――『マクベス』の回 2019/02/23 13:30〜16:00 東京大学駒場キャンパス 司会進行:河合祥一郎(東京大学教授) ゲスト:松岡和子(翻訳家、演劇評論家)、兵藤あおみ(演劇ライター)、柏木しょうこ(字幕翻訳家)、中村未知子(カルチャヴィル)ほか(敬称略) *2/24早朝公開、午後修正 見逃した君たちへ上映 吉祥寺オデヲンにて 「マクベス」 3/22(金)~ 「語る会」の話を聴いてたらもう一度見たくなった!見れば良かった!叶えられます吉祥寺オデヲン。 神戸アートヴィレッジでは上映に合わせてなんと講座もあるみたいだよ 「マクベス」 4/13(土)~4/26(金) https://www.kavc.or.jp/cinema/4102/  講座(全4回) *要事前申し込み 詳しくはホームページにて https://www.kavc.or.jp/events/4146/ 4/12(金)第一回 4/19(金)第二回 4/25(木)第三回 ※第4回 は「マクベス」映画鑑賞 語る会、途中の「👈あっちだよ」看板が落下しているのを直しつつ方向を推測しながら来たのでRPGなのかもしれない。本当にあったかい部屋が待っているのか? — 夜は寝なさい (@yawarakaaomame) 2019年2月23日  今年で6年目を迎えるナショナルシアターライヴジャパン。昨年のシンポジウムに引き続き、今度は上映作品について語る会があるということで参加してみました。  映画館には足を運べてもリアルイベントは場所と時間の制約があるのと、なんとも酸素の薄い会だったので勝手に簡単なレポを残します。こんなマニアックなイベント(褒めてる)の初回ということもあり参加者のシェイクスピアリテラシーがバリ高ゆえ「シェイクスピア劇に一家言あって過去のマクベスはチェックしてるっしょ」という前提の展開だったので抜けや勘違いなどありますがゆるしてください。来世でがんばります。  「マクベス」はTOHO日本橋閉鎖の影響で小さいスクリーンに移動した事情もあったが、埋まり具合がちょっと他の作品と違ったので、定員100名って実は意外とギリギリなんじゃないかと思っていた。実際「開場」の十分

HOW TO CARRY JONAS NAY

今のご時世、なにか調べるとなるとまずググると思うのですが、ヨナス・ナイくんで画像検索するとおれのアカウントの諸々が出てくるのに危機感を覚えたのと、今年改めて German Festival のFace to Face2019にも選ばれた ので (※Face to Faceとは?→ 2016年から始まった、ドイツ映画界が「今年は全力でこいつらを推していくんでヨロシク~」という感じのプロモーションキャンペーンらしい。) おれが調べた限りの情報を集めておくことにしました。ヨナス・ナイくんはなんと同じ時間を生きており、しかも人間であるので、我々が酸素を取り込み二酸化炭素を排出している間にも情報エントロピーは変化していきます。つまりおれの知らないヨナス・ナイくんをあなたは知ることもあるだろう。心して各自で勝手に恋をしておいてください。 *2019/2/17公開  *予定→インタビューまとめページ Jonas Nay ヨナス・ナイ (ジョナス・ネイ表記も見かけるけど発音的にはヨナス・ナイが正しいと思う) 非常に簡単なメモ 1990年9月20日 Lübeck生まれ 冷戦時代に送られがちな俳優兼イケイケバンドお兄さん 日本で見られる出演作:「ドイツ1983年」Amazonプライム 「ロストックの長い夜」Netflix配信 これから増える(希望) ▽とりあえず ▽俳優としてのインフォメーション ▽公式アカウント群 ▽バンド活動 ▽出演作抜粋 とりあえず SPR Berlin - Jonas Nay Public Relations for Actors、つまり役者向け広告代理店(エージェントとはまた別の組織)の用意したページなので、これが一番「知ってほしい」公式プロフィールなんでしょう。 英語wikipedia 独語wikipedia Wikipediaがソースってどうなのよ、と言いたい気持ちもわかるし、ヨナス・ナイくん本人も誰がWikipediaを書いているか知らないそうなんですが、これが彼が会ったことのない彼のことを真剣に考えている人たちが書いたものだと考えるとグッときませんか? グッとくるかどうかと正確性はビタイチ関係ないですが。(今のところ特に変なこと書いてないよ) 2011年までドイツには徴兵制が存在していましたが、ヨナス・ナイくんは

2019/1 CP短歌

2019年1月のトッドとダークはん短歌です。全七首。 テーブルに散らばった紙くずのなか赤いリボンがうずくまってる だいたい最後に「付記」の歌をつくるんだけど振り返ると食べ物が多い。手癖だな。つまり好きだということなんだけど、人間だろうとなかろうと、いきものであれば「食事」は必要で、別々の人間が交差する特別だけど普遍的な一瞬であるという、うつくしさを信じている。上記のうたはハッピーニューイヤー!ってクラッカー鳴らしたりめでたそうな歌をうたったり(ダークはんがひとりで)窓の外では花火があがってたりして、なんなんだ・・と呆れつつ、年明けただけじゃんって斜に構えようとするトッドが何気なく視線を落とした先を見たい、という気持ちです。 逃げたいのであり逃げないのではない薄いパンからもお前からも 挟まれたきゅうりがはみ出ないくらいの強さで抱いてくれるといい きゅうり食べて野菜採った気にはなるなよ。 ああおまえ寂しい男皿の上パンくずひとつ残さないから ちょっとぐらいケチをつけさせてくれてもいいだろう。「ダークはんの所作の綺麗さ」と家庭環境が必ずしも結びついていないと感じる度にこころの薄皮がめくれる。 冷めきってココアは死んだ手の中で 君の舌の居心地の良さ さみしいとかじゃなくて、ああ疲れたなーとかしんどいなーみたいな「無」の瞬間を物理的に埋めてくる相手。 夢に来たのはきみだろう 窓の外、羽だけの鳥抱きしめる 「出た」のではなく「来た」の期待感と、「まあでも夢だよ。現実じゃないよ」と割り切れる残酷さを足して割らないダークはん。 おまえがさ、俺の枕にジャム塗ってそのまま消えたよ。昨夜の夢 「えー? 何味?」「そこ? 多分ストロベリージャム」「そっかー」みたいな実の無い会話をするね。